本日は、株式会社フィヨルドの駒形様に同社におけるRemoの利用に関してお話を伺いました。 2007年から受託開発を主にウェブの制作開始、現在はフィヨルドブートキャンプというプログラミングスクールを運営。Remoのバーチャル空間はプログラミングスクールの交流、そして生徒の就活イベントとして運営する企業合同説明会での就職希望者と企業のリアルな双方向コミュニケーションを実現する役割をしています。
<株式会社フィヨルドに関して>
プログラミングスクール「フィヨルドブートキャンプ」を運営。フィヨルドは駒形さんと、デザイナーの町田さん2人で経営する。現在、他に社員が1人、業務委託が12人体制。
2012年頃、プログラミングのインターンシップを募集し、インターン生に社内の e-learningツールで教育するという活動を始めたのが、現在のプログラミングスクールの原型。
終了したインターン生が就職し、プログラマーとして活躍してきた実績を経て、スクールという形でビジネス化の声が多数あったことから、現在のプログラミングスクールを主とした事業展開に至る。
<Remo活用のポイント>
コロナで働き方を考える人が多くなったのを境に、プログラミングスクールのブームがやってきましたが、フィヨルドではプログラミングブームの前から「フィヨルドブートキャンプ」というプログラミングスクールを展開しています。
プログラミングスクールでは、毎月一回対面のミートアップを開催し、みんなで発表したり、またお酒飲んで話したり交流を深めるための機会を設けていました。
しかし、まもなくしてコロナ渦に入り、完全にオンライン開催になった時に、ミートアップで全員が一つの部屋で話すと、話す人と話さない人が出てきてしまいました。
各テーブルに分かれて少人数で会話するという機能がRemoにはあり、他のオンラインイベントツールやWeb会議ツールには無かったからです。
オンラインで集まったときに、話す人と話せない人が出てしまうという問題も、Remoの機能で解決できると思いました。シャイな人、あまり話さない人も、Remoのように少人数制のテーブルに強制的に組分けすることで、オンラインイベントで全員が話す機会を作ることが出来ます。
他のツールも考慮しましたが、他で似たような全員のコミュニケーションが促進出来るツールの選択肢はありませんでした。
例えばzoomでは、ブレイクアウトルーム間の移動が難しいですし、他の人がどの部屋に居るのかも分かりません。Remoは、会場全体が見渡せて誰がどこにいるか一目で分かります。テーブルごとに分かれている感が良いですし、同時に同じ会場である一体感が視覚的に得られるのも良いと思いました。
また、近くに寄って行けば話せるというような、自然にグループが形成されるようなツールもありますが、シャイな人がやはり話さなくなってしまうので、Remoのようにテーブルに分けられるツールが良いと思いました。
プログラミングスクールの生徒同士の交流会の他にも、就職希望者の為に3社ほどの合同会社説明会を開催しています。
Remoはテーブル(小部屋ごと)に名前を付けられるので、会社別にテーブルに分かれて、社名を記載しています。就職希望者は、会場内で興味のある企業テーブルにつき、エンジニアに話を聞きに行くことで、企業と就職希望者の直接交流ができる機会にしています。
普通の就職フェアと違って、企業側も就職希望者側も本音の話を聞きやすい気軽なコミュニケーションを取れるのが特徴です。
就職フェアのような「かしこまった感じ」だと、応募者が話しづらく、企業も応募者の本音が分かりづらく、両方にデメリットがあります。
フィヨルドのRemoを使った企業説明会は、企業のエンジニアが現場の普段の話をして、就職希望者側はオンライン参加中にお酒など飲みながら気楽に聞くスタイルで、お互いの本音が言いやすい・分かりやすい効果があります。
この合同企業説明会は、就職希望者からの評判が良かったため、1か月から2か月に1回のペースで継続して開催しています。
一部ではなく全員が会話でき、スクールの生徒同士のコミュニケーションが活発になったのがRemoを使って一番良かったところですが、Remoには助かる機能が色々とあります。
プレゼンテーションモード中の「挙手」機能もその一つです。
毎月、プログラミングスクールのミートアップを行う際、参加人数が50人や100人いる中で、壇上に来て欲しい発表者を探そうとすると、「誰だろう?」迷うことがあります。
大勢の参加者が居ても、「手をあげる」をクリックして挙手してもらうことで、探す手間も要らず、スムーズに発表する人を壇上にあげることができました。
プログラミングスクールのイベントは、スクールの内部で行うイベントですが、外部の人にも見てほしいという時もあります。そういった外部配信も兼ねている場合、RemoのYoutubeライブ配信機能は便利です。
突発的なイベント、来れない人の為に、イベント開催に録画は必須です。Remoはプレゼンテーションモードにすることで、録画機能が使用できます。
録画したイベントを後でアップロードし、リンクを共有することで参加できなかった人も、オンデマンドでイベントの視聴が可能になります。
オンライン交流では同じメンバーでかたまる傾向にあります。会話モード中に、少人数に分けてテーブルで会話をするときも、親しい人だけで話したり、新しい人が入りづらくなりがちです。シャッフル機能があれば、強制的にメンバーの入れ替えができるので、1時間あればシャッフル機能を利用しつつ、ほぼ全員と話す機会を作ることが出来ます。
他にもあったら良いなという機能はあるものの、問い合わせした際のレスポンスも早く、現状はとても満足しています。
リモート開催が主になった今、もしRemoが無かったら、同じようなオンラインイベントツールを自分たちで作るしかなかったと思います。作るよりは、Remoを導入して使う方が絶対に得ですね。
企業名:株式会社フィヨルド(公式サイト:https://fjord.jp/)
利用人数:約50~100名(イベント1回あたり
企業概要:プログラミングスクール「フィヨルドブートキャンプ」を運営。フィヨルドは駒形さんと、デザイナーの町田さん2人で経営する。現在、他に社員が1人、業務委託が12人体制。
2012年頃、プログラミングのインターンシップを募集し、インターン生に社内の e-learningツールで教育するという活動を始めたのが、現在のプログラミングスクールの原型。終了したインターン生が就職し、プログラマーとして活躍してきた実績を経て、スクールという形でビジネス化の声が多数あったことから、現在のプログラミングスクールを主とした事業展開に至る。
<活用のポイント>