ポスターセッションとは?導入による効果や円滑におこなうコツを紹介

ポスターセッションとは、発表者が現在取り組んでいるテーマを1枚のポスターにまとめて発表することです。研究発表などで使われることが多いですが、近年では学生の発表などでも取り入れられています。

 

ポスターセッションを効果的に活用するには、知っておくべきコツがあります。

 

そこで今回はポスターセッション導入を検討している方に、セッションを円滑におこなうコツや導入による効果を紹介します。

 

ポスターセッションとは

ポスターセッションとは、発表者が現在取り組んでいるテーマを1枚のポスターにまとめて発表することです。例えば、研究の成果や授業のテーマに関することなどを発表します。ポスターを作成する際は文字だけでなく、図や表、グラフなどを用いて作成します。

 

ポスターセッションでは、一つの会場で複数の発表者が発表するのが一般的です。複数の発表者がそれぞれスペースをつくり、テーマに興味をもった参加者がそのスペースを訪れます。参加者が集まったら、発表者がポスターを使って発表します。

 

ポスターセッションは発表者と参加者の距離が近いため、質疑応答がしやすいです。聞き手は少人数かつテーマに興味のある人のため、深く狭く発表ができます。聞き手に合わせて興味のあるポイントに絞って説明することで、活発にディスカッションが可能です。

 

現在では、ポスターセッションをオンライン上で実施することもできます。オンライン会議ツールを利用し、オンライン上でポスターセッションができるため、時間や場所に関係なくセッションが可能です。発表や質疑応答は、チャットや画面越しの通話でおこないます。そのため、発表者と参加者ともに気軽に参加しやすいです。

 

ポスターセッションによる効果

ポスターセッションによる効果は、テーマに関連する活動を活性化できることです。

 

なぜなら、ポスターセッションにはテーマに興味をもった参加者のみ集まるからです。テーマにまったく興味のない参加者は、ブースに入ってきません。

 

そのため、発表者と参加者の興味関心は似ており、話も盛り上がりやすいです。参加者は発表者の話を聞いてテーマに関する理解を深め、新たな考えを取り入れることができます。発表者は参加者の質問への回答を考えることで、さらなる学びを得られます。

 

このように、発表者と参加者がお互いにテーマを話し合うことで、活動を活性化する効果が期待できます。

 

円滑にポスターセッションをおこなうコツ

ポスターセッションを上手く使うとさまざまなメリットがありますが、効果的におこなうにはコツがあります。

 

円滑にポスターセッションをおこなうコツは、次の3つです。

 

●      数メートル先からでも目を引くデザインにする

●      見ただけで理解できる構成でつくる

●      シンプルな運営にする

 

一つずつ具体的に確認していきます。

 

数メートル先からでも目を引くデザインにする

ポスターセッションをおこなう際は、数メートル先からでも目を引くデザインのポスターをつくりましょう。

 

なぜなら、会場には多くの発表者がいるからです。最初に興味をもってもらい、スペースに入ってもらうには、ポスターのデザインが重要です。さらに、実際にポスターを近くで見たときに話を聞いてもらえるように、「さらに知りたい」と思わせるデザインにしましょう。

 

具体的にはメインカラーを決めて統一感を出したり、図やイラストを適度に入れたりして、数メートル先からみても目立つようにします。また、タイトルや見出しを大きくするなどといった工夫も効果的です。

 

まずは興味をもってもらえるように、内容だけでなく見た目も意識したポスターを作成しましょう。

 

見ただけで理解できる構成でつくる

ポスターセッションで使用するポスターは、見ただけで内容を理解できる構成で作りましょう。口頭で説明しなくても参加者が理解できるように作成するのが、ポイントです。

 

理由は、はじめに目につくのはポスターのみだからです。ポスターに興味をもってもらい、ブースに入ってもらわなければ、説明する機会がありません。

 

起承転結など文章の型を用いて構成を作成すると、内容が伝わりやすいです。また、多くの情報を詰め込むのではなく、要点を絞って記載することも重要です。大事なことをシンプルにまとめ、伝えたいことが伝わるポスターを作成しましょう。

 

構成をつくったら、見出しを作成したり、重要なところを太字にしたりと見た目も意識しましょう。見た目を整えることで、内容が伝わりやすくなります。

 

シンプルな運営にする

ポスターセッションを実施する際は、シンプルな運営にしましょう。

 

なぜなら、運営が複雑だと手間と時間がかかるからです。運営を自分たちでおこなう場合、運営にあまり時間をさけません。発表者には自分の研究テーマがあり、研究や発表の準備で忙しいからです。運営に時間をかけるのであれば、その分発表内容に力を入れた方が良いポスターセッションが実施できます。

 

また、運営をシンプルにすることで、ポスターセッションを気軽に開催できます。運営が複雑だと開催までに時間がかかり、なかなか開催することができません。

 

そのため、ポスターセッションの運営はなるべくシンプルにしましょう。

 

まとめ

ポスターセッションとは、発表者が現在取り組んでいるテーマを1枚のポスターにまとめて発表することです。発表者と参加者の距離が近く、一つのテーマに関連するアイデアや意見を交換できます。

 

ポスターセッションにおいて、ポスターは非常に重要な役割を担っています。参加者はポスターに興味をもった後、ブースに入って説明を聞くため、最初にポスターで興味をひかなければなりません。そのためには、数メートル先から目を引くデザインにしたり、見ただけで理解できる構成にしたりといった工夫が必要です。

 

ポスターセッションを導入したい企業の方に、オンライン上でポスターセッションができるRemoのツールをおすすめします。オンライン上だと時間や場所に関係なく、ポスターセッションを実施できます。

 

Remoを利用すると、実際のポスターセッション会場と同じように発表者ごとのスペースを作成できます。建物の階ごとにフロアをつくったり、フロア内でスペースをつくったりといった会場づくりが可能です。

 

会場の中で参加者は、気になったスペースに入室が可能です。発表者はホワイトボードにポスターを掲示し、参加者はそのホワイトボードを確認します。

 

各スペースには専用のチャットがあり、発表者に質問が可能です。もちろん、マイクで意見交換や質疑応答もできます。

 

オンラインでのポスターセッションに興味をお持ちの方は、ぜひRemo(リモ)までお気軽にお問い合わせください。

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